日本時間2019年10月24日。
この日は、日本のバスケ界にとって歴史的な日となりました。
NBAの『ワシントン・ウィザーズ』に所属する【八村塁】選手が、開幕戦且つNBAデビュー戦で「ダブルダブル」を達成したのです!
今回は、この「ダブルダブル」について調査しました!
達成条件や、達成することのすごさについて解説していこうと思います!
目次
八村塁がNBAデビュー戦でダブルダブルを達成!
世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAに、今年6月のドラフトで全体9位で指名された【八村塁】選手。
この時点で既に、偉業を達成したと言ってよいでしょう。
しかし、八村選手の快進撃はまだまだ続きます!
そしてついに10月24日!
この日は八村選手が所属する『ワシントン・ウィザーズ』の開幕戦の日でした。
八村選手は何と先発で出場!
ウィザーズのヘッドコーチは、「塁は自らスタメンを勝ち取った」と語っています。
そして待ちに待ったティップオフ!
八村選手の待望の初得点は、試合開始から2分35秒たった場面でした!
Rui’s first career bucket!! 8⃣🇯🇵#WizMavs pic.twitter.com/yRkiHyuzqQ
— Washington Wizards (@WashWizards) October 24, 2019
エンドライン際でボールを貰うと、ドリブルをつきながら相手に体を当て、ゴール下に潜り込みます。
ポンプフェイクを入れ、最後は少し後ろに下がりながらしっかりとシュートを決めました!
デビュー戦の試合開始直後に、これだけ落ち着いたプレーができるところが八村選手のすごさだと感じました!
その後も得点を重ね、さらにリバウンドにもどんどん絡んだ八村選手。
試合は100-108でマーベリックスに負けてしまいましたが、
八村選手は24分間の出場で、14得点、10リバウンド、0ターンオーバー、フィールドゴール成功率46.7%というスタッツに!
なんとデビュー戦で「ダブルダブル」を達成してしまいました!!!(笑)
ある程度の活躍は期待していましたが、ここまで活躍するとは予想していませんでした!
本当に素晴らしいです!
「ダブルダブル」を達成する条件を解説!「トリプルダブル」や「クアドラプルダブル」も
「ダブルダブル」の達成条件
この試合で八村選手が達成した「ダブルダブル」ですが、バスケをあまり知らない人は「何それ?」って思う人もいるでしょう!
また、何となく知っていても、詳しい達成条件は知らない人もいると思います!
デビュー戦の活躍を見る限り、八村選手は今後も「ダブルダブル」を何度も達成してくれることと思いますので、ここで達成条件を詳しく解説したいと思います!
~「ダブルダブル」の達成条件~
【得点】【アシスト】【リバウンド】【ブロック】【スティール】の5部門のうち、2部門で2桁を記録。
2桁以上、つまり10以上の記録を2部門で達成すれば、「ダブルダブル」となります!
デビュー戦の八村選手は、14得点、10リバウンドでしたので、【得点】と【リバウンド】の2部門で2桁を記録したので、「ダブルダブル」ということになりました!
2部門はどの組み合わせでもよく、【得点】と【ブロック】、【アシスト】と【スティール】などでも、もちろん「ダブルダブル」となります!
ちなみに、【得点】と【リバウンド】、もしくは【得点】と【アシスト】の組み合わせがほとんどです!
【ブロック】と【スティール】は、1試合で2桁記録するのは至難の業ですからね!
「トリプルダブル」や「クアドラプルダブル」も存在
勘の良い人はお気づきかもしれませんが、「ダブルダブル」があれば、もちろんその上もあります!
先ほどの5部門のうち、3部門で2桁を記録すると「トリプルダブル」、4部門で2桁を記録すると「クアドラプルダブル」となります!
「トリプルダブル」に関しては、日本のBリーグでは達成されることは少ないですが、NBAでは珍しくありません!
現に、『ヒューストン・ロケッツ』に所属する【ラッセル・ウェストブルック】は、シーズンの平均スタッツでトリプルダブルを達成しています!
まあ彼は化け物ですのであまり参考になりませんが、、、(笑)
「クアドラプルダブル」に関してですが、こちらはNBAでも歴代で4人しか達成したことがない、まさに偉業と呼ぶべきものです。
先ほどもお伝えした通り、【ブロック】と【スティール】が難しいのです。
ちなみに、5部門すべてで2桁を記録すると、「クィントプルダブル」となりますが、こちらは未だ一人も達成したことがありません。
ダブルダブルを達成するすごさを解説
では、今回八村選手が「ダブルダブル」を達成したことは、実際すごいことだったのでしょうか?
結論から言うと、”かなりすごい記録”と言えるでしょう!!!
まずはこちらをご覧ください!
本日の気になるルーキー達のスタッツ
・R.八村:14pt-10rb
・R.J.バレット:21pt-5rb
・J.モラント:14pt-4ast
・C.ホワイト:17pt-7ast
・T.ヘロ:14pt-8rb-2st
八村すごい。NBAデビューおめでとう!開幕スタメンだと?!#NBA2k でもありえない!
そして、T.ヘロも活躍しそう。#NBA @rui_8mura pic.twitter.com/JbCWa6QB8J— Rewoop #75 (@arakihcero) October 24, 2019
こちらは、各チームの開幕戦でのルーキーたちの活躍です!
ドラフト1位の【ザイオン・ウィリアムソン】こそ怪我で出場していないものの、
同2位の【ジャ・モラント】や同3位の【R・J・バレット】ですら、「ダブルダブル」を達成していません!
そんな中、同9位の【八村塁】選手が、多くのルーキーの中で、ただ一人達成したのです!
もちろん、NBAでは毎試合のようにように「ダブルダブル」を達成する選手が現れると言っても過言ではありません。
ですが、ルーキーが、しかもデビュー戦で「ダブルダブル」を達成したのは、「すごい!」としか言いようがありません!
補足ですが、「ダブルダブル」だけがすごかったのではありません!
もし、「ダブルダブル」を達成できても、個人プレイが多すぎたり、ターンオーバーを何度もしたのでは、良い成績とは言えません。
ですが、今回の八村選手は、フィールドゴールの成功率が46.7%とまずまずの数字。
そして、24分間出場しながら、ターンオーバーが0というのが素晴らしかったです!!!
今回はスリーポイントシュートが3本すべて外れてしまったので、今後はそこにも期待したいです(^^)
ダブルダブルの条件やすごさを解説!八村塁が開幕戦で達成【バスケ】:まとめ
今回は、「ダブルダブルの条件やすごさを解説!八村塁が開幕戦で達成【バスケ】」についてまとめました!
まだ八村選手の伝説は始まったばかりです!
これからのさらなる飛躍を期待しています!!!